髪油でもある椿油は酸化されにくいオレイン酸を多く含む

椿油の歴史はとても古く、
続日本紀には、777年、渤海国使が帰るときに
海石榴(つばき)油を所望したので贈った、との記述があるそうです(by Wiki)。
*『続日本紀』(しょくにほんぎ)は、平安時代初期に編纂された勅撰史書。


さて、古来日本において毛髪補修成分として珍重されてきた椿油に
なぜ、椿油が注目されているのでしょうか?


それは、椿油が、酸化されにくいオレイン酸を比較的多く含むため、
固まりにくい性質を持つためです。
ちなみに、椿油100gの中に、オレイン酸が約50g含まれるそうです。


オレイン酸(oleic acid)は動物性脂肪や植物油に多く含まれている脂肪酸で、
炭素原子間の二重結合を介して、CH3(CH2)8 と (CH2)8COOH が結合している
一価の不飽和脂肪酸です。
(分子式 C18H34O2 分子量 282.47)

オレイン酸は皮膚刺激性が少なく、
クリームやローション等の化粧品の原料に多く用いられています。

椿油が注目される理由はこれですね、

皮膚刺激性が少ない!!

 

ここからは少し専門的になりますが、

植物油(vegitable oil)とは植物に含まれる脂肪を抽出・精製した油で、
特に脂肪含有率の高いヤシや大豆、菜種などの種子や果肉から精製され、
食・調理用や加工用に利用されている他、古くは燈火の燃料としても使われ、
20世紀後半からバイオディーゼル用途の需要も拡大しているものです。

ちなみに、植物油の生産量(百万トン)の多いものから並べると

パーム油 49.1
大豆油 41.4
菜種油 23.6
ひまわり油 12.4 
パーム核油 5.5
綿実油 4.7 
ピーナッツオイル 4.0 
オリーブオイル 3.3 
ヤシ油 3.1 
コーン油 2.4 
ごま油 0.86 
ひまし油 0.65 
アマニ油 0.57

日本の椿油の生産量は、50.7キロリットル(46トン程度)である。
http://www.geocities.jp/kinomemocho/sanpo_tsubakiabura.html
























 

さて、五島列島は、日本有数の椿の島として有名です。
ヤブ椿の自生が多く、古くから椿油が作られていました。
伊豆大島にその座を譲りましたが、昭和30年ごろまでは、
全国の椿油生産量の1/3を占め、日本一の生産量を誇っていたようです。

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